実績

通信機器メーカー

販売店UX向上と基幹システム(SAP)連携を両立した
ヘッドレス受発注システム構築

  • 製造・メーカー
  • 101~300名

依頼前の課題

営業担当者がFAX・電話による受注対応と基幹システムへの手入力作業に追われ、アナログな業務フローと属人化リスクを抱えていました。

  • 業務効率の課題

    営業担当者が膨大なFAXや電話による注文対応に追われ、それらを基幹システム(SAP)へ手入力する作業が日々の大きな負担となっていました。 また、アナログな業務フローが定着しており、属人化による継続性のリスクも抱えていました。

  • データ品質と信頼性の課題

    人の手による転記作業のため、型番・数量・納期などの入力ミスが頻発する懸念がありました。これが誤出荷やクレーム、返品コスト増加へと直結し、顧客満足度にも影響を与えていました。

  • 情報流通の課題

    受注データが基幹システムに反映されるまでタイムラグが発生し、在庫確認や納期回答に遅延が生じていました。また、受注情報が紙ベースで管理されていたため、過去履歴の検索性が著しく低く、営業判断が迅速にできない状況でした。

ペタビットに依頼した決め手

①パッケージとフルスクラッチの不安を解消
一般的なカートシステムやパッケージ製品では、独自のBtoB要件や複雑なSAP連携に対応できず、拡張性に不安がありました。一方、完全なフルスクラッチ開発は、将来的な開発コストの膨大化と保守継続性にリスクを感じていました。
ペタビットが提案したNetSDLを基盤とした戦略的なシステム選定により、柔軟性と保守性を両立できる道筋が見出されました。


②グローバル展開を視野に入れた拡張性
将来的なレンタル事業への機能拡張や、グローバル展開・越境対応を見据えた柔軟な仕組みが求められていました。NetSDLのヘッドレス構成により、フロントエンドとバックエンドを独立させ、地域ごとのUI差別化や機能拡張に対応できる基盤が実現できることが評価されました。


③複雑なSAP連携における実績と親和性

基幹システム(SAP)との密な連携は、単なる技術課題ではなく、販売管理全体の設計思想に関わる問題です。NetSDLは特にSAP連携に強みをもつ仕組みであり、複雑なモジュール運用にも柔軟に対応できる強みを持っています。この点が、他のソリューションとの決定的な差別化要因となりました。

解決のアプローチ

ペタビットが提唱する「5つのサイクル」をベースに、今回のプロジェクトで注力したステップを可視化しました。

  1. STEP 1

    ビジネス設計

  2. STEP 2

    サイト構築

  3. STEP 3

    集客施策

  4. STEP 4

    運用改善

  5. STEP 5

    収益成長
    サポート

①「NetSDL」を基盤とした受発注ポータルの構築

基幹システム(SAP)と密に連携し、販売店向けの受発注ポータルとして機能する情報管理基盤を導入しました。アナログな受発注プロセスをデジタル化し、営業業務の大幅な効率化を実現します。


② BtoB複雑要件とECサイトのような操作性の両立

顧客別の価格設定や在庫表示(○、△、ー表示)といった複雑なロジックを実装しながら、新入社員でも直感的に発注できる現代的なUIを実現しました。これにより、入力ミスを削減し、データ品質を向上させます。


③販売店のセルフサービス化を促進

製品画像や取扱説明書のダウンロード、操作説明動画(YouTube)の埋め込みなど、製品情報を一元集約し、販売店が自己解決できる仕組みを整備しました。

マイページ機能により、販売店は過去12ヶ月分の注文履歴確認や帳票(納品伝票・請求書等)のダウンロードをセルフで実行可能になり、営業サポート業務の負担軽減も実現します。


④将来のオムニチャネル展開を支える基盤構築

将来的な修理受付やLINE連携、複数チャネルの統合管理を見据え、API連携を活用した拡張性の高いアーキテクチャを構築しました。ペタビットが提供するフロントディレクション機能により、ビジネス要件の変化に迅速に対応できる柔軟性を確保しています。